雪の話題が続きます

お久しぶりです、車両ナンバー23番です。


いやあ、大変な雪でしたね。
出かけることもままならないような状態でしたが、

今はオリンピック開催中なのでこれ幸いとテレビを見ていました。


今日の見どころは何といっても女子モーグル決勝です。
今年の決勝のシステムは、20名→12名→6名と絞っていって順位を決めるというものだったので、短い時間に3回も滑走が見られてお得です。


日本の代表選手は本来2人出場するはずでしたが、直前練習のケガで1人欠場し、おなじみの上村愛子選手を残すのみ。
上村選手は今回が5回目のオリンピックで、過去の成績は7→6→5→4位。
前回大会での、「なんでこんなに一段一段なんだろう」という言葉が印象的でした。


一度目の滑走こそ余裕を持って通過したものの、二度目の滑走は6位通過。ギリギリです。
午前4時頃のハラハラはあんまり体によくありません。
順位の低い順に滑走するので、決勝は最初に滑走し、当然暫定1位です。
結果は残りの5名次第です。すごく体によくないです。


結果はみなさんご存知の通り、5人滑走時点で3位、最後の選手に抜かれて最終成績が4位でした。


競技終了直後、観戦している側からすれば、最後の一段が登れなくて残念、気の毒だ、という感想でしたが、当の上村選手は晴れやかな表情でインタビューに答えていました。
悔しい気持ちはもちろんあるのでしょうが、取り繕っているようにも見えませんでした。


フリースタイルスキーのような競技では、オリンピックが最高の舞台であることは間違いなく、それだけを観戦して、その結果、メダルに一喜一憂してしまいがちです。もちろん私もですが。
しかしインタビューに答える上村選手は、やりきった人間だけが見える景色をみているようで、うらやましく思われこそすれ、同情されるようなことではなかったのだと思いました。