旅行 続き その2

くどいようですが、旅行の続きをカキコします。


3日目はまず、湯布院にある金鱗湖周辺を散策しました。


宿に朝食が付いてなかったため、検索すると、金鱗湖の湖畔にモーニングが食べられるカフェがある、とあったので、男4人で早朝の湖畔のカフェで朝食を食べました。




特にどこに行くかは当日の気分やその場で検索した情報をもとに行動するため、いつものようにどうするか検討していたところ、近くにある施設は別府にあるアフリカンサファリぐらいだったので、そこに行ってみることにしました。


車で動物がいるところをぐるっと回るいわゆるサファリパークのような施設でした。そこいらにライオンだのチーターだのキリンだのがノソノソ歩いている光景を間近で見るというのが初めてだったので、とても貴重な体験をしました。男4人でレンタカーの中はキャッキャしてました・・・



次に向かったのは、別府の温泉でした・・・。

もう何回入ったかわからないくらい今回の旅は温泉三昧でした。

ただ、普通の温泉にいってもつまらないので、秘湯に行ってみようということで、また検索をし、ホントの秘湯に行ってみることにしました。


ほんとに山道を登り、道が狭くなり、道路が砂利敷きになり、と、いよいよ小さいレンタカーでは登れないところまで行ったところに妙な看板が出てきました。


(写真をとる余裕すらなくなってました。以降写真はありませんm(__)m)「ここからは危険を伴います。また、重大な未解決刑事事件が発生しているため云々・・・・・別府市」と書かれた看板。うーん・・・考えていると、思い出しました。そう、ここは別府で起きた、秘湯を求めて散策していた女性が殺害された殺人事件の現場だったのです。


えらいとこに来てしまった・・・、男4人は暗黙の了解というか、いわずもがなというか、すぐにUターンし、引き返しました。ただ、やはり秘湯には入りたいとの願望は捨てきれず、別の秘湯を探しに近くを散策しました。


鶴の湯というところに辿り着きました。そこはほんとに周りには何もない、ただ、ちょっとした湯を貯められる湯船というかなんというかがあるまさに天然の温泉でした。


ちょっと温度が熱すぎたので足湯程度にしか入れませんでした。


それはそうと、ここでまた貴重な出会いがありました。というのも、ここを管理している地元の有志の方がいらっしゃったのですが、この日いらっしゃった方は先に記述した殺人事件の第一発見者でした。すげー・・・地元の方とのちょっとしたふれあいもまた旅の醍醐味です。



足湯程度にしか入らなかったので、仕切り直しということで、別府温泉保養ランドというとこに行きました。


そこは泥湯で有名で、下が泥でぬめぬめした露天風呂でした。


そこは、混浴で、男4人は淡い期待に胸を躍らせながら、長湯を決め込んでいました。


ただやはり、そうそういい思いというのはできないもので、「どうせ、いたとしてもご年配の方とか、まあ、見てもねえ・・・」と多少やさぐれて、ぼちぼち出ようかとしたとき・・・、まさかの同年代の女性陣が露天風呂にやってくるではありませんか。「まじか・・・」とまさかの延長戦に入り、我慢比べのはじまりです。


なかなか向こうは根性が据わっています。そうそう簡単には引き下がりません。むう、これまでかと、あきらめて湯から出てしまいました。


ただ、他の友達は内湯だの、他の風呂を楽しんだ後、そこの露天にやってきたので、体力が余っており、そこそこ長湯をしていたら、まさかの光景を拝見したとのことでした。いやー、悔やまれる・・・


そんな後日談を聞いたのは帰りの大分空港で飛行機を待っているときでした。一番興味のなかった友人のみがいい思いをし、一番野心のあった私とほかの友達は疲れとともに失望感、後悔の念にかられて東京へと舞い戻ってくるのでした・・・


卒業文集のようなブログとなってしまったことをわびて今回の初カキコを終了したいと思います。