2012 旅行⑭

中間地点の建物に到着し、一息つかずに次へ向かおうと

したところ、友人がこの建物の縁側みたいなところに上がって

眺めを見てくる、なんて言ってお堂に上がって行きました。この

お堂の縁側の下は断崖絶壁、ほんと落ちたら即死の大変スリリングな

縁側でした・・・高所恐怖症のわたしには絶対行けない場所でした。

手すりもなにもない、ほんとバランス崩したら死去な場所によく

行けるなあ・・・と多少唖然とした気持ちで見ていました。




友人の探索気分も済み、いよいよ次に進もうと思ったところ、

次の道が見当たらない。はたしてどこなのか?岩しかないし、あとは

お堂しかないし、まさかこのお堂の縁側を行かないといけないのか?

そりゃ無理な話だよ・・・と心の中でつぶやいていたところ、どうやら

お堂の縁側が道ではないことがわかるとほっとしましたが、残るは岩しか

ない・・・そう、またまたこの岩みたいなものをこんどは上に登って、

その上を歩いて岩の向こう側にいかなくてはならないことが判明。



岩の上っていってもこれはもはや道ではない、ほんと単なる岩の上で、

バランスもとれないし、バランス崩したらこれまた死亡確実な断崖絶壁

が両サイドを占めていました。高所恐怖症の私にはここが一番の恐怖

ポイントでした。ほんと前のみ一点集中でよそ見など一切せずに進みました。



帰り道も同じ道を通るのですが、その帰り道の際に発見したのですが、

その岩の断崖絶壁の両サイドの片側に木の板の切れ端みたいなものに

「滑落現場」なるものが書いてありました・・・「だからなんなんだよ・・・」

注意を喚起するわけでもなく、ただ単に過去の事実を述べたにすぎない板の切れ端。

もちろん柵などもありません。単に恐怖が増幅されただけでした。まあ、行きは

その切れ端を確認する余裕もなかったんですけどね(+_+)



いよいよ山場を越え、あとは山道をひたすら進んでいくと、さまざまなお堂が出現。

何個かお堂を見ては過ぎていくと、ついに到着!投入堂にホントようやく到着。

正味1時間20分くらいかかりました。450メートルほど登ったそうです。イメージ

で行くと直線で上に450メートル進んだ感じでした。



投入堂の写真はまた後日・・・