2012 旅行⑮

先だって記載したお堂の写真があったのでアップします。


写真の奥側は断崖絶壁です。

柵とかないでしょ?あー、こわい。



それはさておき、

ついに到着した投入堂。こちらがその写真。


なんでも、あの断崖絶壁にどうやって建てたかわからず、

念力であの穴というか、隙間というかのところにあの建物を

投入れたとのことで、「投入堂」と名づけられたとか。



写真ではいまいち伝わらないかもしれませんが、ほんと

どうやって、あんなところにあんな建物を建てたのか全く

謎です。ほんととんでもないところに建ってます。


この建物が鳥取県唯一の国宝だそうです。


ここを世界遺産にとの運動をされているとのことですが、

いやいや、確かにこの建物の神秘性は認めますよ。

ただ、この建物、そんな簡単には見に来れませんよ。

エレベーターなりで、すんなり見れれば世界遺産にも

なれるかもしれませんが、この険しい道がある限りは

難しいんじゃないでしょうか。でもまた、この苦難を

乗り越えて見れるってのもまた味なものなのかもしれません

けどね。



神秘的なひとときを過ごした後、先ほどきた険しい道をまた

戻らなければなりません・・・いやー、うんざり。あの岩場とか

マジ無理ですよ<`ヘ´>


ただ、戻らなければ帰れないので、やむなく険しい道を戻りました。

すれ違う人にこんにちわ、こんにちわと言いながら帰ると、

投入堂をめざす人から「あら、草履だわ。大丈夫なの?」と声を

かけられることが多々ありましたが、いやはや、この草履なめたら

いけませんよ、と言わんばかりに「草履いいっすよ」と草履の布教

をしながら下っていきました。ただし、そんな草履さんもやはり

消耗品。帰りの道半ばですりへり、少しぬかるんだ道から水分を吸い上げ、

足がどろどろし始めました。しかし、草履さんのおかげで無事に登って

これたので、最後まで草履さんを信じて下りました。



行きと同じぐらいの時間をかけて下りてきました。

正味3時間弱。そんな3時間弱でしたが、大変中身の濃い、充実?した

ひとときでした。


三徳山に別れを告げて次の地へと向かいました。

続きはまた後日。